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「地域間交感書道」に協力していただける団体・イベントを募集しています

私たちのプロジェクトのコンセプトそのものともいえる、「交感書道屋台」というプログラムがあります。
今回、このプログラムをより洗練されたコミュニケーションツールにするために、より遠く、より広く「交感」するために協力して頂ける団体またはイベントを募集しています。

■交感書道(屋台)について

一般の方々が「表現」を通じて見知らぬ他者との触れ合いやコミュニケーションを体感してもらえるのが特徴で、
シンプルなルールと道具でありながら、多様な出会いの形や喜びを生み出せる優れたプログラムです。
2008年の福島県いわき市以来、宮城県大河原町、仙台市、丸森町、川崎町など各地の様々なアートイベントや荒吐ロックフェスティバルなど野外音楽祭に参加し、多くの方から賛同と共感を得ています。

(写真)
(最新のイベント報告)

■プログラムの説明
ルールは簡単です。

1.Draw 「かく」・・・・白い団扇に好きな言葉1字、あるいは愛する対象を表す言葉を1字書く。
2.Give 「てばなす」・・・・書いた団扇をスタッフに渡す。
3.Take 「えらぶ」・・・・誰かが書いた団扇を選びとる。

まっさらな団扇に言葉や絵を描いて、代わりに気に入った見知らぬ誰かの作品を持ち帰る。
その時その場所ですれ違う人々と表現を通して伝え共感できる「ココロの交差点」がコンセプトです。
 (説明パンフ画像)
 (動画)
一般的なイベント団扇としての視覚的効果も高く、
会場内で自分の書いたうちわを手にする人を見つける感動や楽しさも味わえます。
また、裏面を利用してプログラムやパンフ替わりにすることも可能です。

※専用サイトを近々オープンさせる予定です。

■パートナーシップ内容
交感書道というコンテンツを私たちから離れた場所でも可能であるかどうかを実証するのが目的です。
ノウハウはもちろんのこと、隣県であれば指導スタッフが出向くことも可能です。

・提供できるもの
 前回のワークショップで書かれたうちわ(50~100枚)

・用意していただくもの
 指定の白団扇(実費)
 団扇の配送費(実費)
 墨汁と筆

・参加協力条件
 市町村、NPO、ボランティア団体、イベント実行委員会など。
 著しくコンセプト・趣旨に反しない内容の企画、イベントであること。
 適切に作品を管理し、イベント後、団扇を返還していただけること。

これから夏を迎えます。
ぜひプロジェクトやイベントで、このコンテンツを活用していただければ幸いです。

募集期限については締め切りをつくりませんが、
詳しくはぜひ下記の連絡先までお問い合わせください。

==========================
アート屋台プロジェクト実行委員会 事務局
メール:yatai_union@ybb.ne.jp ※@を半角に訂正してください。
==========================
# by yatai_union | 2010-05-12 16:04 | 募集中

ARABAKI ROCK FEST'10参加報告

去年とうって変わって素晴らしい晴天に恵まれた5月2日、ARABAKI ROCK FEST'10に参加してきました。
ワークショップブースも前回の場所とは異なり、キャンプサイトエリアに隣接した特設ブースを用意していただきました。一緒のテントではNPO法人オハイエ・プロダクツさんによる「カホンワークショップ」、山形県最上町観光協会さんによる「わらじ作り体験」も企画されました。
色とりどりのテントと緑の草原の向こうに、青空にそびえる蔵王連峰の残雪に光る峰々が目に鮮やかです。
交感書道屋台@ARF10 01
今回私たちのワークショップは、アート屋台PJの代名詞となりつつある「交感書道屋台」です。

交感書道とは・・・
まっさらな団扇やはがきに言葉や絵を描いて、代わりに気に入った見知らぬ誰かの作品を持ち帰る。
その時その場所ですれ違う人々と表現を通して伝え共感できる「ココロの交差点」を生み出すプログラム


生まれるきっかけとなった2008年のアートポート小名浜(福島県いわき市)を皮切りに、大河原仙台、丸森と続き今回が5回目となりました。
ただロックフェスティバルの来場者に受け入れられるかはやってみないと分からず、加えて初めて参加料200円を頂くことにしたこともあり、期待半分不安半分の朝を迎えました。
ところが朝10時のオープン前から、通りかかった方々の中に興味を示される方があり、その中から初めてのお客様に!
交感書道屋台@ARF10 03
この日は持ち帰る団扇の裏紙にARABAKIのロゴをシルクスクリーン印刷するサービスも提供しており、きれいにプリントできなくとも、全ての方々に好評でした。
まもなく続々と来店する人が増え、朝の不安は霧のように晴れてしまいました。
交感書道屋台@ARF10 05
「自分の書いた作品を持ち帰られない」という不思議なルールに戸惑われる方も当然いましたが、この面白さを直感的に理解し関心を示す方々に多く出会えました。(特に女性に顕著にみられ、実際参加者の多くは女性でした。)
晴れたとはいえ風はまだ冷たく、涼を求めて団扇を購入するような日でもありませんでした。故にそれは「交感書道」のコンセプトが正確に受け入れられた証ともなるでしょう。
交感書道屋台@ARF10 06
この「交感書道うちわ」の魅力のひとつとして、自分の書いたうちわを誰かが手にしているのを目撃できた時です。今まで味わったことのない嬉しいような、清々しいような気持ちになりますよね。
交感書道屋台@ARF10 09
また私たち側から見れば、書いた言葉や、選んだ団扇を通したお客さんとのおしゃべりも最高の魅力の一つで、企画を持続させる直接のエネルギー源でもあるのです。
交感書道屋台@ARF10 12
「作品をつくる」という行為は自分のためなのか、あるいは見知らぬ世界の誰かの向けてなのか。また「それを所有する」という行為は自分の世界を築くためなのか、あるいはメッセージを受け止めるためなのか。このワークショップは単純でありながら素朴な問いかけを毎回投げかけてくれます。
また、他者との接点に表現を介するという体験を短い時間に得られるという点でも可能性を感じています。

終了は午後18時30分。延べ参加者数は115人にのぼりました。ご来店頂いた皆さん、ありがとうございました。
交感書道屋台@ARF10 13
今後の課題としてはより分かりやすい説明と、団扇を手にした人がもっと関わりを楽しめるようなアフターフォローの必要性でしょうか。この得られた手応えを糧に、今年は更に「交感書道」をバージョンアップさせていきます。Wikipediaのように、様々な人々や場との関わりで進化し、コミュニケーションツールとして発達させていきたいと考えています。

今回手元に残った「交感うちわ」は次なる土地の上で、新しい人たちと出会うことでしょう。
その折にはまたぜひご来場ください。
スタッフ一同、心よりお待ちしています。

活動記録写真はこちらで見て頂けます。]

Report by Kaiko
# by yatai_union | 2010-05-11 20:48 | 屋台日記

今年もARABAKI ROCK FESTに参加します

またまた懲りず、緊急告知です・・・!

昨年に引き続き、東北最大の野外ロックフェスティバル「ARABAKI ROCK FEST'10」に参加します。
この地方で活躍する市民団体とのコラボレーションという企画で、せんだいNPOセンターさんの橋渡しで実現しました。

昨年は「エコ竹ばし作り」というワークショップでしたが、今年は墨で描いた団扇で交流するプログラム「交感書道屋台」で登場します。人と人の魅力ある出会いの場を生み出すべく、各地をめぐってついにアラバキにも出没します。
また、同じブースでNPO法人オハイエ・プロダクツさんによるカホンワークショップも随時開催されています。

BANETSUステージ近く、キャンプサイト内のテントでお待ちしています。
ロックフェスティバルでご来場の際にはぜひお立ち寄りください!

■アラバキロックフェスNPOビレッジプロジェクト
「アート屋台プロジェクト presents 交感書道屋台」

日時:
5月2日(日) 10:00~19:00

会場:
みちのく公園北地区 エコキャンプみちのく キャンプサイト内特設ブース
(宮城県柴田郡川崎町大字川内字向原254番地)

参加料:200円

○アラバキロックフェスとは?
http://arabaki.com/

○交感書道屋台とは?
まっさらな団扇やはがきに言葉や絵を描いて、代わりに気に入った見知らぬ誰かの作品を持ち帰る。
その時その場所ですれ違う人々と表現を通して伝え共感できる「ココロの交差点」。

# by yatai_union | 2010-04-30 00:12 | お知らせ

えずこホールのらくがっき

先月になりますが、地元のえずこホール主催で「野村誠と宮田篤のらくがっきワークショップ」がありました。

団体としての活動ではありませんが、複数のメンバーが一緒に参加していて、作曲家の野村さん美術家の宮田さんの「だじゃれ×え×がっき」の組み合わせで生まれる様々な音楽やさっきょくのめくるめく世界。
参加した人の個性や組み合わせでどんどん展開していきます。

会場には、中央にコタツが置かれ、書かれた絵が吊るされ、相当楽しい状況に。折角屋台の主要メンバーもかかわっていることだし、ということで仙台で活躍したプラダンドームも設営することに。
らくがっきの会場風景
個人的にも1歳半の娘が思う存分楽しめるだけの余白がある場でしたし、愛用するミュージカルソーの紹介もできたのでたっぷり楽しみました。

・・・連想が連想を呼ぶという「らくがっき」。
そう考えると「だじゃれ」とは、コミュニケーションにはつきものの「ずれ」を面白がる技術だったんだ、と再発見。
来月も第2弾があるそうです。

日時:2010年3月17日(水)~18日(木) 両日とも19:00~21:30
会場:えずこホール
参加費:大人500円、学生300円
お問い合わせ:えずこホール 電話0224-52-3004

Report by Kaiko
# by yatai_union | 2010-02-05 01:06 | 屋台日記

2010年、明けましておめでとうございます

RIMG76550

新年あけましておめでとうございます。

昨年は様々な方々のご助力でプロジェクトを実現することができました。
心より感謝申し上げます。

今年も人と人を結ぶ魅力ある場をつくることに精進していきたいと思います。
なにとぞ今後もよろしくお願いいたします。

2010年 元旦

RIMG76547

[写真]2009年10月に未来と記憶の幻想屋台が開催された甲子公園での初詣の風景です。
written by Kaiko
# by yatai_union | 2010-01-01 17:29 | 屋台日記


宮城県南部を拠点とし、あらゆる境界を乗り越え、ちょっと変わった切り口で町を楽しいステージに変えていく現場第一主義の企画集団、アート屋台プロジェクト実行委員会の公式ブログです。


by yatai_union

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