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未来と記憶の幻想屋台報告:2日目

2日目となる11月25日は県知事選挙の投票日と重なりました。
駅前の再開発ビルも投票所のひとつで、一人でも多くの来場が期待できました。天候もやや肌寒いながら前日の雨も無事上がり、予定通りプログラムの開催となりました。

駅前広場では「思い出カフェ」と称して、この地域の過去と未来の「話を聞く場」づくりを目指し、薪ストーブや、美味しいコーヒーを用意して、直接この広場を利用する方々の生の声を集めることができました。

この広場は昨年の「駅前大野点」を開催した記念すべき場所。
駅前の交番のお巡りさんや、商店街のお店の方々も覚えていてくれました。


d0138443_2544086.jpg投票日とはいえ、休日はシャッターが降りているお店も多く、人通りはまばらでしたが、それでもこの即席のオープンカフェには年齢や職業など様々な人々が訪れ、希薄に見えてもこの空間に人が寄せる思いを感じることができました。


駅前から徒歩10分程離れた甲子公園でも複数のプログラムを実施しました。

「土と食の記憶〜コンニャク作り」では講師に地元の93歳になる日下ようさんをお迎えしました。今年収穫された蒟蒻イモを使って、参加者やスタッフと一緒に蒟蒻作りを学びました。

d0138443_2523524.jpgこの日はミキサーを使いましたが、本格的に作るにはお湯の中でおろし金で摩り下ろすそうです。
ところが、生イモを素手で触るとかぶれてとても痒くなります。ゴム手袋を用意し、ゆでたイモを使いましたが、それでも痒みが走ります。

ところが日下さんは素手だけで練っていきます。やはり年季が違いますね。

d0138443_2532777.jpg十分に練り終わったら凝固材の生石灰を加えて固めていきます。
これは素早く作業しないと、形のよい蒟蒻はできません。

固まったら包丁で切り、ストーブ屋台のお湯で煮てアク抜きをして出来上がり。
出来立てを早速試食しました。
プリプリとしっかりした歯ごたえがとても美味しかったです。


その傍らで盛り上がったのが「遊びの記憶屋台」の基地作りでした。
段ボールを組み合わせて自由に遊びますが、子供たちの歓声が上がるたびにどんどんその形は変わっていきます。


あるときはカマクラ風、あるいはガンダム風になったり、

茶の間ができて、離れができて、そこをつなぐ渡り廊下ができて、お店もできる。お店ごっこでは子供たちなりにルールを決めて、大人も一緒に切り盛り。
尺八の生演奏の飛び入りもありました。

d0138443_3143729.jpg小山田氏の発案で、今回段ボールを使うことになりましたが、安全性や子供の創造を促す無限の可能性、そして肌寒い季節でも暖かな段ボールが守ってくれる安心感。
公園に鎮座する巨大な遊具と対照的に、何度でも作っては壊すことのできる遊びは、現代の子供たちにも新鮮さと自由さをたっぷり味わってもらえたようです。

d0138443_315280.jpgさて、日も暮れ始めて再び駅前広場の様子です。
ここのカフェは町内で実際に営業している喫茶店の方が淹れた本格コーヒーが飲めました。昨年に続いての協力をいただきました。

d0138443_3152213.jpgコーヒーの他に、差し入れの焼き芋を焼いたり、火と食べ物という原始的かつ最小最強の共有スペースが生まれました。
初対面でも一緒に体験することでつながりあえる「暖かく美味しい食べ物」の力は絶大ですね。
正真正銘の屋台がかつてもっていた魅力のひとつですが、単なる飲食に留まらず、町の中に居場所と出会いを生む力もあったともいえましょう。
実際、火を囲む若者の中には家庭の殺風景な食卓を連想させる話をする者もいて、この現代においてはそういった心の連帯を生む場こそが求められていると痛感しました。

火を焚いて、焼き芋を食べているだけに見えて、この状況を作り出すことがアートに許された最大の成果かと思います。



Report by Kaiko
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by yatai_union | 2009-11-04 02:55 | 屋台日記

未来と記憶の幻想屋台報告:1日目

 朝10時に大河原駅前に集合。お天気は薄曇り。屋台の黒板を使って、小山田さんの青空レクチャーで幕開けです。これから歩くこの土地がどう成り立っているかを、遥か5億年の時間の尺度と地球レベルで解説。新鮮な目線を得ての街歩きスタートです。
d0138443_2385040.jpg歩き始めてすぐに優良物件を発見。
昔から残る材木屋さん。
木造倉庫の趣ある姿と廃品を使った塀が白眉。

d0138443_2415626.jpg「これは鉄ちゃんにはたまらんアイテムやろな」
枕木を再利用した駐車場の車止め。鉄道関連は再利用の宝庫だとか。
他にも木製の社名が枯れていい感じになった看板とか、
線路内のセイダカアワダチソウのお花畑を愛でたり、
宇宙船のようなドーム型温室を観察・・・。

出発してからわずか100mの距離に続々認定物件がざくざく。
このままでは全然先に進めへんで!と歩みを急ぐことに。

d0138443_2423424.jpg今回の「アーティストと歩く街歩き」には新しく発明?した「風景収集車」が活躍しました。これはイイ!と認定された物件をインスタントカメラでパシャ。地図にドンドン貼付けられていきます。情報が歩きながら足されていって、途中で会う人も経過を知ることができます。強引だけれど、人力学習型自走式タウンナビゲーションマシン、というところか。

地味ながらも、かなり目を引きます。こんなにあからさまに街歩きを表明している装置はないかも。

参加者の荷物も積めるところもナイス。

d0138443_2431184.jpg歩けば、初めて見る街の顔の一面との出会いがある。

忘れ去られたような石碑や石仏には、当時の人々の切実な願いや祈りが息づいています。




d0138443_2443034.jpg途中参加者を加えて、午後も足取りは軽い。
ここは町内最古?の石倉。かつては備蓄用の米穀を納めていたという。その明かり取り窓には菊の紋章。富国強兵の時代に国策として作られたのでは?というのは小山田さんの説。

今は町保有の資材倉庫となっているんだそうです。

d0138443_245235.jpgみんなで楽しく墓巡り。
町を一望できる丘の上の町営墓地です。頂上に並ぶ名家の墓石も見事ですが、新しい感覚で自己表現された墓石も興味深い。
この土地にルーツを求める人にとっての聖地、あるいは始発駅であり終着駅なのかも知れない。

d0138443_38475.jpg町歩き隊は路地が大好き。リヤカーを同伴していることもあり、交通量が少ない道を選ぶと必然的に道は細い方になってしまいます。また路地は街の暮らしの生き生きとした顔がよく見えるところなのです。・・・が、これは狭すぎました!
屋台の幅ギリギリの路地、というより通路。途中手で担ぎ上げて、なんとかクリア!
この日、最大の山場だったかも知れません。

d0138443_395773.jpg終了予定の午後3時に駅前に戻ってきました。

d0138443_3104470.jpg明日のイベントに備え、雨の中スタードームを組み立てます。
(2日目につづく)
Report by Kaiko
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by yatai_union | 2009-11-04 02:46 | 屋台日記

「未来と記憶の幻想屋台」開催!

アート屋台プロジェクトin仙南2009「未来と記憶の幻想屋台」

「スケッチ片手に、ココロの街へ出かけよう!」
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「街」ってなんだろう?

人や物が出入りして、働いたり暮らしたり、
時には大きく形を変え、栄えたりしぼんだりする、まるで生き物のような「街」。
本当にいつまでも変わらないのは記憶や願いとか、

一人一人のココロの中に息づいている「街」かもしれない。
おじいちゃんの見てきた街と、お姉ちゃんの感じている街はきっと違うよね。
たまには他の誰かのココロの街を見てみよう。

このプロジェクトは・・・目には見えない、街に眠る無数のストーリーを紡ぎだし未来へとつなぐ試みです。


[プログラム]
10月24日(土)
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・街歩きアート探検
[時 間]10:00/13:00
[場 所]駅前広場集合 <地図
[参加料]無料(先着申込順20名)
[内 容]アーティスト小山田徹さんと行く街のぶらり歩き。「風景収集狂者」である氏独自の視線で、街を歩いてみませんか?気になるモノ・コト・ヒトを集める「記憶収集車」と共に巡ります。疲れたら焚き火を囲んでお茶を一服。きっと見慣れた街が新鮮な世界に生まれ変わります。(雨天時25日に順延)



10月25日(日)
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・ 思い出カフェ屋台
[時 間]10:00〜日没
[会 場]駅前広場 <地図
[内 容]駅前というみんなの場所に眠る記憶を掘り起こすオープンカフェ。本格珈琲・ドリンクが楽しみながら、記憶と未来への想いを明日へ紡いでいくプロジェクト。大きな竹のドームが駅前に出現。街歩きの情報と記録も重なり、あなたのまだ知らない大河原が見えてくるかも。
参加協力者には特典あり。(雨天時オーガに会場変更)



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・ 遊びの記憶屋台
[時 間]11:00頃〜日没
[会 場]甲子公園 <地図
[参加料]無料(自由参加可)
[監 修]小山田 徹(美術家)
[内 容]子供の時の遊び覚えていますか?今では廃れてしまった当時の遊びを皆で考え、再現するプロジェクト。身近な材料での基地作りも同時進行。ぜひお子さんとご一緒に!(雨天時中止)



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・ 土と食の記憶「手作りコンニャク体験試食会」
[時 間]13:00〜14:00
[会 場]甲子公園 <地図
[講 師]日下よう さん(角田市在住93歳)
[参加料]300円(先着申込順10名※見学可)
[内 容]昔から伝わる作り方で生芋からコンニャクを作ります。食にまつわる体験をゆで立ての絶品コンニャクを味わいながら聞くワークショップ。(雨天時、オーガ内に会場変更)



<アーティスト・団体紹介>
小山田 徹 Koyamada Toru/美術家。風景収集狂者
1961年鹿児島に生まれる。84年、大学在学中に友人たちとパフォーマンスグループ「ダムタイプ」を結成。おもに企画構成、舞台美術を担当し、国内外の数多くの公演に参加する。ダムタイプの活動と平行して90年から、さまざまな共有空間の開発を始め、コミュニティセンター「アートスケープ」「ウィークエンドカフェ」「コモンカフェ」「祈る人屋台」などの企画をおこなうほか、コミュニティカフェである「Bazaar Cafe」の立ち上げに参加。現在は、それらの活動を通じて集まったさまざまな分野の友人たちと造作施工集団を作り、共有空間の開発をおこなっている。

仙南アート屋台連合 SAYPEC
2007年結成。アート屋台プロジェクトにおける現場第一主義の制作集団。魅力ある場「屋台」を街に生みだし、人と人の創造的な新しい関係を生みだすことを目的とする。えずこホールを拠点に、地域に関わる一般住民からクリエータまで個性豊かなメンバーで構成されている。

<注意書き>
開催の内容は当日変更する場合があります。詳しくはこちら公式ブログを随時ご参照ください。
また、今回の町の記憶を記録映像として、お断りして取材・録画させていただく場合があります。予めご了承ください。
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ボランティアスタッフ絶賛募集中!

主催/アート屋台プロジェクト実行委員会
共催/仙南芸術文化センター(えずこホール)
後援/大河原町
特別協賛/アサヒビール株式会社
協賛/津田印刷
助成/アサヒビール芸術文化財団、大河原町「元気なまちづくり活動事業」助成
協力/海建築事務所、マーブル、居酒屋くじら

問合せ/申込先 090-8922-6192(カイコ)まで
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by yatai_union | 2009-10-17 11:19 | お知らせ

交感書道屋台のビデオ

仙台「アートで屋台」でも大好評の交感書道屋台。
ようやく説明ビデオをアップしました。

去年の9月にアサヒアートフェスティバル地域交流プログラムで福島県いわき市を訪れた1年前の映像です。
アートイベントArtPortOnahama2008の実行委員会の方々との交流と対話の中で、このプログラムが発明されました。
単独としても、あるいはさまざまな催事とも連携できる柔軟性があり、無料あるいは低料金かつ簡単なルールで手軽に人と人を結びつける効力もあるプログラムになっていて、現在も進化中です。
私個人の造語ですが、Viral Art(バイラルアート)=感染型アートという言葉を当てはめたいと思います。
あなたの街でもいかが?

[現ルール]
白うちわ(またはハガキ)に自分を表す好きな言葉1字を書き、自分の団扇を残して、心にひっかかった他の人の書いた団扇を持ち帰る。
言葉1字は、基本は漢字1字、英単語、ひらがな可。
自分や子供が書いたものは原則持ち帰られない。

Report by Kaiko
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by yatai_union | 2009-10-10 12:47 | お知らせ

仙台「アートで屋台」終了

晴天に恵まれた最終日、交感書道屋台としては1日のみですが参加しました。
笹舟以来の仙台出張は2回目です。じんじんさんから話を頂いて約半年。思う様に準備が捗らず直前まで焦りながら準備しましたが、なんとか当日にたどり着けました。

d0138443_184260.jpg会場は仙台最大のショッピング街、一番町のど真ん中。

設営時の朝9時はまだ人影もまばらですが、昼中はものすごい人の数が予想されます。
試行錯誤して本番に臨んだプラダンドーム。
スタッフ以外の財団からのお手伝い交えて急いで組み立てます。


d0138443_1961284.jpg軽いのでみんなで持ち上げ、窮屈なスペースにえいやっ!と詰め込み、書道展示用にロープを張り渡します。

開始30分前には設営準備も終わり順調な滑り出しです。

見知らぬ人と文字の交換をしていくという「交感書道」。昨年のアートポート小名浜から始って3回目です。
だいぶ小名浜のマーク入りのものも減ってきました。



d0138443_1853575.jpgさて休憩中に他の屋台も急いで見て回りました。
こちら「音楽屋台」も竹を使った楽器作りに即興のセッションも交え、通りに音の彩りを添えていました。


d0138443_1846093.jpgd0138443_14173536.jpg足をのばしてじんじんさんの野点の会場である錦町公園へ。
ヒマラヤ杉の木漏れ日の中でひときわ光る存在感。木陰がとても気持ち良さそう。しかしその存在感に圧倒されます。

去年の大河原駅前の野点に来た人も多く再会できたと聞いてとても嬉しかったです。

d0138443_18494366.jpgインドの作家が布と竹で作った等身大の象。
まわりで魚のパフォーマンス隊が踊り泳ぐ。

d0138443_18512734.jpgそしてアシアト屋台。絵の具で残した自分の足跡を切り取ってバックにしてくれる。
私も作ってもらいました。
平日はなかなかビジネスマンが立ち止まってくれなかったのだそう。歩く人のスピードも時間帯によって変わる、ということかな。

d0138443_18535540.jpg生活文化大学の紙芝居屋台。お話を選ぶと物語を読み聞かせてくれる。
屋台製作に苦労がにじんでいるけれど、立派に店として出来上っている。
なんだか楽しそうな雰囲気が出ています。


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お昼休みに歩き回ってみることができたのはここまで。

再び自分のブースに戻ってみるとものすごい参加者の数。
ドームが人の波に浮かんでいるみたい。

d0138443_1914573.jpg都市に自分の分身を放流するかのような感覚に、参加者の皆さんはそれぞれ思い入れのある字を書き入れていく。毎回お客さんが迷いながら文字を団扇に書くまでのちょっとしたやり取りが楽しい。
迷いなく書いていく子供たちの書にも勢いが合って味わい深い傑作が生まれることも多いのです。

プラダンドーム「交感堂」で選んでいる子供も大人も目がキラキラ。柔らかな空間は喧騒を一瞬忘れさせる魅力がありました。入口が低く、茶室の入口のような風情も良かったです。

午後3時には早々と300枚の団扇がなくなってしまい、急きょ葉書での交感書道を追加。

それでも100枚はあっという間になくなってしまいました。

やっぱり「無料」は大きいのかな。
この膨大な参加者の数と回転の早さと、交流の為の屋台というコンセプトを天秤に掛ければ、次回からは100円でも料金を付けたほうがいいでしょうね。自分のを持って帰れない、というコンセプトがブレーキとなりそうですが、身銭を切る、というのは主旨の理解と価値判断をする「立ち止まり」の時間を生むチャンスかもしれません。更なる関わりと広がりと面白みを生みだす発明が必要かも。
例えばじんじんさんが選んだ様な静かな公園の一角で、静かにひとり書をする場を設けるのも素敵でしょう。
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私たちの屋台だけでも推定約500人が訪れ、約1万人が目の前を通りすぎたこのイベント、スタッフや他の屋台の方々、本当にお疲れさまでした。

Report by Kaiko
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by yatai_union | 2009-10-05 18:21 | 屋台日記

仙台「アートで屋台」に出没

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仙台市市民文化事業団主催のイベント「アートで屋台」にアート屋台プロジェクトも下記の2企画で参加します!
私たちと関わりの深いきむらとしろうじんじんさんの「野点」も仙台市内随所で開催されます。
秋深まる仙台で、心温まる一時を!

「交感書道屋台」
〜自分の「ことば」1字を書いて、見知らぬ誰かの「ことば」を持ち帰る、ココロの交差点。さぁ、あなたはどの「ことば」を持ち帰る?〜
 10月4日(日)のみ 11:00頃〜日没まで
 場所:ぶらんどーむ一番町お茶の井ケ田近く
 参加費:無料

「音楽屋台〜原始楽器作りと即興演奏編」
〜竹を材料に、スリットドラムをつくって演奏しましょう。”不思議パフォーマンス隊”も出没。不思議なつながりが生まれる即興ステージ〜
 10月2日(金)〜4日(日)11:00頃〜日没まで※2日は13:00から
 場所:一番町四丁目商店街広瀬通寄り
 参加費:1回300円

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きがるに、きらくに。
ふだん着で楽しむ秋のアート・イベント2009
「アートで屋台」

発見、おどろき、心のマッサージ

「屋台」といえば、縁日。
あるいは、赤提灯。
今秋、仙台の街なかに出現するのは、屋台は屋台でも、個性あふれる表現者たちが店主の「アート屋台」!
見かけたら、ちょっとのぞいてみてください。


【出店屋台】(予定)
野点、光の箱、仙台コレクション(写真家集団)、交感書道屋台、音楽屋台、アシアトおもちかえり、さかな工場、魚の広場、でざいんメイク、クマさんの紙芝居屋台、ART STANDARD、MEGAカプセル
日時: 2009年9月30日(水)~10月4日(日)
場所:仙台市中心市街地にて。※屋台により日時と場所が異なります。
問い合わせ 仙台市市民文化事業団 事業課 TEL 022-301-7405
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by yatai_union | 2009-09-27 09:49 | お知らせ

プレ企画報告 街歩き改め野語(のがたり)

今回のプレ企画に足を運んで頂きまして、誠にありがとうございました。
一部プログラムを諸事情により中止・変更することになり改めてお詫び申し上げます。

今回9月18日〜21日まで、美術家の小山田徹さんの滞在に合わせて3つのプログラムを開催しました。
10月の屋台の製作に向けて、地域を巡り、この土地に息づく記憶や想いを滞在中に交わしていただくのが企画の主旨です。

18日はダムタイプ「S/N」をえずこホールにて上映。
同性愛やエイズといった重い主題を扱いながら、国籍や性別やタブーを越えて個人としてつながることの切実さ、その掛け橋となる共有された場の創造に小山田氏の主題が移っていった、という経緯をディスカッションで聞くことが出来ました。
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19日の「街歩き」に代わり、急きょ集合予定地の甲子公園にて野語(のがたり)を開きました。
この甲子公園ではかつて様々な屋台がやってきた時代があったこと。手作り屋台へのこだわりと懐しい味の記憶、家族の思い出、隣接する大黒天にまつわる話。遊具を利用した新しい防災+アートイベントのアイデア等。
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ミルク缶を改造したストーブと七輪の小さな火で沸かされるお茶と共に、訪れる人との語らいの場ともなりました。
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20日〜21日は蔵王町の別荘地にてキャンプミーティング。
ここでも焚き火を中心にして「野語」が続きます。前日に得た街の記憶や風景の断片を元に、どのような視点で街を捉え直すかが話題の中心になりました。
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100人いれば100通りの物語がある。
ひとりひとりの無名の小さなエピソードやストーリーが重なり合う所に、歴史あるいは伝説が生まれるのかもしれません。そんな物語のベールに街は幾重にも包まれているのです。
大きな物語をなぞるのではなく、小さな思い出や記憶を集めて結びあう「記憶の屋台」。
その構想に焚き火は夜遅くまで天を焦がし続けました。
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小山田氏曰く、「焚き火は最小最強の共有空間」なのだそうです。
目を楽しませる造形の魅力があり、人や食べ物を温め、あるいはその危険をも分かち合う故に自律を伴う、火。

その火を囲んだ参加者にとって新たな記憶の共有を残し、小山田氏は帰られました。
実に内容の濃い4日間でした。
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by yatai_union | 2009-09-23 08:11 | 屋台日記

[街歩き&キャンプ]予定変更のお知らせ

アート屋台プロジェクト2009/プレ企画として2つのプログラムを予定しています。
こちらへの参加者も随時募集しています。

下記の通り、内容、日程の詳細を変更しました。

9月19日(土)【おでん屋台の記憶をめぐるフィールドワーク(街歩き)】
地域に眠るおでん屋台の記憶を訪ねて、幻影世界の大河原を歩く!アーティストと一緒に巡ることで日常暮らす街も新鮮な視点を得られる体験イベント。
[参加アーティスト、団体]小山田徹、仙南屋台連合
[参加費]無料
 14:00 街歩き集合(場所:甲子公園※雨天時オーガ1F)→スタート
 16:30 街歩き休憩又は終了→黒板屋台公開ディスカッション
 日没ごろ 終了
 ※小雨決行、荒天時20日午前に順延。

→諸般の事情により上記プログラムを中止致します。
内容は大きく変わりますが、同公園にて待機してのアートミーティングに変えさせていただきます。
関係者の皆々さまにはご迷惑お掛けします。申し訳ありません。

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9月20日(日)【火を囲んでの屋台キャンプ】
採取した「地域の記憶」の断片を持ち寄り、「地域の記憶」の情報の整理や討論を重ねる合宿形式のディスカッション。火を囲みながら夜通しアーティストと語り明かします。
[キャンプ参加費]1500円/人(未就学児無料)&お米1合以上各自持参。
※取れたて野菜、飲み残しのお酒など持ち寄り大歓迎。
 14:00 集合(場所:蔵王町役場近くのアイユー駐車場)
 15:00 キャンプスタート(場所:遠刈田温泉S邸別荘)
 ※宿泊可能です。
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[お問い合わせ]
アート屋台プロジェクト実行委員会 yatai_union@ybb.ne.jp
電話:090-8922-6192(カイコ)まで
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by yatai_union | 2009-09-18 11:08 | お知らせ

ダムタイプ「S/N」上映会&ディスカッション

「アート屋台プロジェクト2009」のプレイベントのひとつとして、招聘アーティストである京都在住の美術家・小山田徹氏をお招きし、氏がメンバーとして舞台美術を手がけたダムタイプの「S/N」のビデオ上映会を開催します。
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" In the future there will be people."     「未来にも人はいる。」
"And people will always need people."     「人がいる限り、人は人を求めていく」 〜劇中の言葉より


1990年代、世界的な社会現象まで引き起こした舞台が放つ強いメッセージは、10年を経た現代においても、医療を取り巻く問題、社会の混迷がもたらす不安、人々の持つ孤独とコミュニケーションへの枯渇感が叫ばれる現代において、より一層輝きを増していくことでしょう。

当日は上映を挟んで、「S/N」の世界から日常に通じるジェンダーや医療問題、個人と社会をつなぐ仕組みとしてのアート、地域とアートの可能性などの題材に触れ、ディスカッションの時間も設ける予定でいます。(蔵王アーツキャンプのフォローアップ企画も兼ねています。)
ぜひお足運びください。

「ダムタイプ「S/N」上映会&ディスカッション」
[日時]2009年9月18日(金)19:30〜21:30
[会場]えずこホール 会議室
[料金]無料 
[主催]アート屋台プロジェクト実行委員会
[共催]仙南芸術文化センター

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■Performance[S/N] 1991~1996解説
[S/N]project は、メンバーの古橋悌二のHIV感染を契機とするプロジェクトであった。
メンバー達は古橋の病気を受け止め、生活と製作を共に行なうだけでなく、AIDSを取り巻く様々な社会問題を勉強、活動しながら作品作りを進めたが、日を経る毎に数多くの友人や医者、看護婦、社会活動家、学生などとの共同活動となり、ダムタイプの活動だけではない「社会活動」というムーブメントになった。AIDS を取り巻く社会のゆがみや問題を糾弾、改革すると共に、自らの生活、コミュニティの変革と創造を目指す活動になり、その中でパフォーマンスを作り上げ、日本各地、世界各地で数多くの公演を行なった。この作品は社会に激震を起こし、様々な反応と共に議論を巻き起こした。古橋は95年のブラジル公演の最中に亡くなったが、その際には世界中の関係者が追悼の意を表明した。様々な活動はこの作品後も続き展開されている。
読売演劇大賞特別賞受賞、日本デザイン大賞受賞。

■アーティスト紹介

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小山田 徹 KOYAMADA Toru
美術家。風景収集狂者/Land Scape Maniacs を活動名とする。
1961年鹿児島に生まれる。京都市立芸術大学日本画科卒業。84年、大学在学中に友人たちとパフォーマンスグループ「ダムタイプ」を結成。おもに企画構成、舞台美術を担当し、国内外の数多くの公演に参加する。現在は個人的に休業中。ダムタイプの活動と平行して90年から、さまざまな共有空間の開発を始め、コミュニティセンター「アートスケープ」「ウィークエンドカフェ」「コモンカフェ」「祈る人屋台」「カラス板屋」などの企画をおこなうほか、コミュニティカフェである「Bazaar Cafe」の立ち上げに参加。現在は、それらの活動を通じて集まったさまざまな分野の友人たちと造作施工集団を作り、共有空間の開発をおこなっている。最近、急速に洞窟の魅力にはまり、「Com-pass Caving Unit」メンバーとして洞窟探検と測量、作図にいそしんでいる。


[お問い合わせ]
 アート屋台プロジェクト実行委員会
 電話 090-8922-6192(海子方)
 E-mail:yatai_union@ybb.ne.jp
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by yatai_union | 2009-08-28 14:44 | お知らせ

2009年度メインプロジェクト

「幻想おでん屋台プロジェクト・お披露目会」
日時:2009年9月26日(土)~27日(日)→諸般の事情により10月24日(土)〜25日(日)に変更になりました。
主催:アート屋台プロジェクト実行委員会
開催地:大河原駅前を中心とした住宅地・商店街

企画内容:
地域に住む人々の「記憶の屋台」製作プロジェクト。
記憶の断片を採集し、それらをつなぎあわせてアーティストとともに一台の屋台を現代に蘇らせます。
街の記憶とイメージとしての屋台作りを通して、地域に息づく「何気ない日常」を浮かび上がらせます。

一方で材料となるコンニャク作りにも挑戦します。
少し前までは身近な作物でしたが、地方でも土から離れた生活が日常となりつつある昨今、足元で糧となる食を生み出すという体験と感動の場を創出します。
「食」と「アート」により大地と人と街の物語を現代に紡いでいく試みです。

※内容を変更を変更しております。(09.9.18)
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by yatai_union | 2009-07-16 10:20 | お知らせ


宮城県南部を拠点とし、あらゆる境界を乗り越え、ちょっと変わった切り口で町を楽しいステージに変えていく現場第一主義の企画集団、アート屋台プロジェクト実行委員会の公式ブログです。


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